ピースとピコとムースの満腹な毎日
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Posted by りん
 
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続き…(7)お家帰るよ
病院から帰って、色々調べながら泣きながら寝てしまった私。

お昼過ぎに一度目が覚めて、再び眠ってしまった。

14:37pmだった気がする。
ピースを迎えに行く準備をしておかなくちゃ!と起きた。

りん母が仕事から帰って来ていて、お弁当を買って来てくれていた。
この日やっと食べ物を口にした私。
母は少し疲れながらもピースの話を聞いてくれた。

『ピース、明日全身麻酔でCTと骨髄検査だけど、今の体力で全身麻酔なんて身体が持つのかなぁ。』

そんな話をしながら少し会話が途絶えた14:56pm…携帯が鳴った。

着信は病院から。 急いで電話に出た。


『S獣医科です。ピースくんの容態が急変しました。今すぐ来れますか?』
『はい今すぐ行きます。』
と、すぐ電話を切った。


母に動揺しながら『ピースが…ピースが…ピースの容態が…』と言うと
『お父さん、お父さん』とつぶやきながら、じぃじ(りん父)を呼びに行った。
母も動揺していた。

じぃじとりん姉が車に乗る。私は見送る母にしがみついた。
『やだ。お母さんも一緒に行って…!』
『お母さんだって一緒に行きたいよ!でも(寝たきり)のおばあちゃんがいるでしょ!』と我慢していた。
車を走らせた。運転はじぃじ。
じぃじも動揺していた。運転がとても慎重だった。

踏み切りや赤信号に捉まったりして病院まで20分掛かった。

病院に着いた私はちゃんと駐車する前に、『降りる!』とドアを開けた。

病院の前にはいつも診てくれている副院長先生のお母様であろう人が待っていた。

急いで病院に入り、お母様も『早く行ってあげて!』、私『どこ?』、『奥よ!』と私はピースを探した。
そこには手術台で機械を繋がれ横たわるピースが居た。

私はピースの前足を握りしめて叫んだ。


『ピース!ピース!ピーィ!やだ起きて!ピース!
やだ!まだ早いよピース!じぃじも来たよ!Nちゃん(りん姉)も来たよ!
ピース早いよ!ご飯も買って来た!お散歩も行くでしょピース!
ピース!ちゃんとお迎えに来るって言ったでしょ!ピーィ!早いよピース!』


私はいい歳をして泣きじゃくりながらめちゃくちゃに叫んだ。
最後もピースを責めてしまった。

夢ではないかと本気で思った。
だけど既に心拍数はゼロだった。

『御家族の方が来るまで何とか持ってくれればと思ったのですが…3時15分に…』と女の先生が仰った。


『今日は2リットルの点滴と肝臓のこちらの点滴をしてまして、、、』と、男の当番医の先生。そこには残りわずかな点滴が下がっていた。
『最後はコーヒー色の嘔吐をして、立てなくなってしまってすぐ処置に入ったのですが…』と話す。

女の先生も『お昼に一度点滴を外しておしっこをしたのですが、その時は支えがないと立てない状態でした。』と話していた。
そして『昨日は御家族の方が(私が)一度帰った後も吠えたりしていたのですが、今日はクンクン鳴く泣くだけで吠える元気が無かったんです。』と聞いた。
その時に私はなんてバカな事をしたのだろうと思った。


我が家に来て1ヶ月位の頃、家族全員でピースをお留守番させて出掛けたら、隣人に『ずっと吠えてたよ』と迷惑そうに言われた事があった。
それから家には誰か家族が1人必ず一緒に居た。
この5年以上、家族から離れた事が無かった。
なのに…こんなに辛い時になぜピースを1人にさせてしまったんだろう。
“元気になる”それだけを信じて病院に預けた。
でもそれがピースにとってどれだけ不安にさせただろう。
同じ最後ならば、お家が良かったはずだよね。。。
ごめんね。ごめんねピース。ごめん。本当にごめん。


副院長先生のお母様は『なんで?』と小声で言った。
女の先生は『異物による腹膜炎か…白血病……』と言った。
『まだ若いでしょ』『まだ5才…』と話をしていた。

ピースの手を離さずにいた私に『楽にしてあげましょうね』と女の先生が機械を外し始めた。
点滴の針と巻いていた包帯も外され、気道の奥まで入っていただろう長くて太いホースのような呼吸器を出し、クリップのような物で挟んでいた右に出た舌を口にしまい、袋に入ったドッグフードを『おやつも入れてあげましょうね』と大きな白い布にピースは包まれ車まで運んでもらった。

私は『ありがとうございました。本当にありがとうございました。』と頭を下げた。
出入り口で、当番医の男の先生と女の先生、副院長先生のお母様と今では現場には出ていないであろう院長先生が頭を下げて見送って下さった。


ピースはこうして2010年07月11日(日)午後3時15分に虹の橋へお出掛けしました。



家に着くまで、車の中で大きな白い布に包まれたピースを抱き締めながら泣いた。

『ピースごめんね。ピーちゃんごめんね。お家帰るよ。ごめんね。』


家に着いてもしばらく車の中で抱き締めながら泣いていた。
そしてやっと『お家だよ。お家入ろうピーシュ。ちょっと待っててねピーシュ。』と、私は家族にピースをお家に入れさせてと呼びに言った。
母に会った。抱き締めあって泣いた。
そして母の妹も来てくれていた。抱き締めあって泣いた。
みんなで私の2階の部屋まで運んだ。

ピースがこんな状態になるほんの何日か前に洗濯をしたマットを敷いた。

私はこの後も何時間か声を上げて泣いていた。
声を上げて泣くなんていつ振りなんだろう。。。

母がピースに線香たてや蝋燭たてを買って来てくれた。
従妹がお花を持ってきてくれた。
ピコはピースのにおいを嗅いだりハウスしたり、ピースの様子が違う事が飲み込めていない気がした。
この夜は話をしながら母が私のベッドで眠り、私はピースと手を繋いで寝た。



翌朝12日(月)、ピコのごはん作らなきゃ!とピースのごはんも作ろうと冷蔵庫を開けた。
だけど今日は減らないごはん。。。
一気に現実が圧し掛かる。朝からまた声を出して泣いた。
母とりん姉がごはんを作ってくれた。


その後、去年ゴールデンの男の子を14才で亡くされた方と、一昨年ゴールデンMIXの女の子を長い闘病生活の末亡くされた近所の方がピースに会いに来てくれた。

『ピース、ピース』と呼んでくれた。
『ピース寝てるみたいじゃん。起きそうじゃん。』と涙を溜めていた。
本当にピースは今にも寝言を言ったりいびきをかいてグフ~と言いそうな、お散歩から帰って疲れて眠ったように寝ていた。
近所のこの方々も我が子の同然に育て亡くした。
『思い出しちゃうね。。。』と泣いていた。

じぃじが話した。
『調子悪くなってトイレさせれば少しスッキリするだろうなと思って2人で散歩に行って、帰って足を洗ったら俺の顔をペロって舐めたんだよ。いつもそんな舐めるような子じゃないんだけどな…ありがとうって言ったんだな。』と張り詰めた気持ちがいっぱいになったんだろう…じぃじは声を震わせて泣いた。


火葬するにも丁度こちらのお盆と重なって、ただ火葬するだけだとか、休みになってる所が多く、結局焦らず決める事に。
何も行動が出来なかった私に、じぃじとりん姉が色々調べてくれて、最終的私が決めた。
次の日13日(火)の午前11:30にお葬式が決まった。

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[病院・病気

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